マロンのアメリカ東海岸生活

主人と2人でアメリカの東海岸で生活しています。アメリカでの暮らしをお伝えしたいと思います♩

仕事、家族・・・

今週のお題「体調管理」

よく、「外国に住むと日本の良さが分かるよ」って経験者は言いますが、私も同じ意見です。

 

学生時代に初めてアメリカに数ヶ月語学研修で留学した時の記憶は忘れられません。

初めておりたロサンゼルスの空港の大きいこと、入国審査官の体格に驚いたこと、ヤシの木が綺麗に植えられていたこと・・・

大学の夏休みが終わってからも、就職してからも、ふとアメリカのことを考えていました。

カリフォルニアは気候も良いし、日本人も東海岸よりも多いし・・・。

 

その時は10代だったので、何もかも新鮮だったこともあります。

今ももちろん、エンジョイしています。

でも、やはり「バカンス」ではなく、「生活」なので、やることはしっかりやらなきゃいけません。

病気にもならないように気をつけていないといけません。

だから、良いことばかりではもちろんないけれど、毎日が新鮮でまた青春を取り戻せたような感覚なので、主人には感謝しています。

 

一方で、海外に馴染めずに帰国してしまう駐妻も多くいると伺います。

やはり、不便だったり、今までの常識が通じなかったり、言葉が通じずに自分の言いたいことを思い通り伝えられなかったり・・・

色々感じることはあります。

 

日本にいた時は、海外に住んでいる日本人が、日本食が恋しいと言っていましたが、本当なんですね。笑

新鮮なお魚のレベルが全然違うし、1000円出して食べられる質の良い海鮮丼とか、本当に素晴らしかったんだなぁと・・・。

今でも、1000円(約9ドル)出して、どうしてこんなものしか食べられないの><って思います。

 

でも、今はこちらでの生活で得ることの方が多いので、すぐに日本に帰りたいとは思いません。一時帰国しなくても平気です。果物や野菜は美味しいので。

 

日本では言葉が通じるからこそ、感じる窮屈さが苦手です。

物質的にも、治安的にも、せっかく恵まれているのに、なんとも言えない負のオーラと閉塞感はとても残念です。

日本人が調和を大切にするからそれが却って逆効果なのか。また、こうでなければならない!という価値観にがんじがらめになっているからなのか。。

 

精神面以外は、日本の良いところを挙げればきりがないです。

・治安が良い

・遅くまで飲んで歩いていても基本的には安全

・食事がとっても美味しい

・外食が安いし、チップ代もかからない

・四季を楽しめる

・旅行も安く行ける

・サービスが完璧

・家電が使いやすい

・細かいところまで行き届いている

 

でも、このクオリティを提供するために、多くの人が自分の余暇の時間や家族との団欒を削って汗水垂らして頑張っているからなのかなと思うと複雑な気持ちになります。

 

例えば、アパートの洗濯機・・・とても大きくて、音も大きくて、ボタンの感触も硬くて使いにくい。どうして、21世紀にもなってこんな大雑把なものが世に溢れているのだろう。

でも、日本の洗濯機を知らなければ、こんなものかと、比較もせず、ある意味幸せかもしれません。

戦後、土地も狭いのに必死に働いて、ジャパンクオリティを築いてきた日本ってすごいなと思います。

それなのに、不正会計で会社のブランドイメージを落としてしまったり、政府の地デジ移行政策で先行投資をしすぎて傾いてしまったり・・・

やはり、みんな働きすぎて疲れているのかもしれません。

アメリカは、公共サービスはよくないし、物価も高いけど、仕事が終わったら自宅に帰れるようですし、日本みたいに飲み会や週末のゴルフに、仕事のために参加する必要もないようです。

家族を大事にしているのは、すごく感じますし、公の場に夫婦で登場する機会も多いです。

私の理想です。

家族が仲良しって根底だと思います。