日本は英語教育もガラパゴス化?
受験シーズンにこのような記事を書いてごめんなさい。
日本の義務教育で勉強する英語は、受験英語対策、良い会社に入るためのTOEICの点数ばかりで、実践的でないなぁと、アメリカに来て改めて思っています。
単語帳を見ると、カタカナで英単語の読み方が記載されていることも多いですが、そのまま読んでもネイティブには全然通じません。特に短い単語ほど他の単語と間違えられます。
日本語の発音と切り離して考えないと、いつまでたっても日本語をベースに英語を考える癖がなおらないなと実感しています。
中1の段階で発音記号を見て、どのように発音するのか徹底的に仕込んで欲しかったなと思います。
それから、文法ももちろん大事ですが、日常生活でよく使う短い表現をたくさん習って、生活に困らないようにした方が、実践的だったなと思います。
日常生活で使う英単語、言い回し⇨一般的な学問で使う英語⇨専門的な学問で使う英語、高度な文法のように勉強し
毎日、どうしてこんな簡単なことも伝えられないんだろう、散々テストに書いた単語がなぜさらっと出てこないのだろうと、悔しい思いをしています。
英語こそ、部活のように、ひたすら正しく話せるように打ち続けるべきでした。
スペイン語、ポルトガル語、フランス語は、英語と単語も文法も発音も比較的似ているようで、その国の人たちは、とにかく(正しい文法・語順かは別として)バンバン会話をしています。文法とライティングが全然できないそうで、簡単な単語も書けないと言います。
一方で傾向として日本人は、とにかく話せない、聞けないものの、テストをやると日本人の方がスコアが良いそうです。
せっかく勉強熱心な日本人なのに、方向性がおかしく、とても非効率な気がして残念です。
同じ時間と労力をかけるなら、受験英語やTOEICでテクニックを磨くことにエネルギーを費やす方向ではなく、実践的な場面に繋がる方向に国や先生が導いてくれると嬉しいです。
裕福な家庭が、インターナショナルスクールやボーディングスクールに入学させる気持ちが分かります。
こんなブログを書いているなら英語の勉強すれば?って思われるかもしれません。
悲痛な気持ちを国にぶつけて失礼しました。